月別アーカイブ: 2015年2月

Hello World!

プログラムの開発環境を導入した後、誰もが最初にするのは、”Hello World!”と文字列を出力するプログラムの動作テストでしょう。ここでは、Visual Studioでコンソールウィンドウに文字列を出力するテストプログラムの作成法を説明します。

1. Visual Studioを起動する。

2.  新規プロジェクトの作成

  • メニューから「ファイル」→「新規作成」→「プロジェクト」を選択
  • 「新しいプロジェクト」ダイアログボックスがオープンする。「Visual C++」の「Win32」を選択して「Win32 コンソール アプリケーション」を選ぶ。
  • 下部に「プロジェクト名」を入力し、さらにその下の「場所」でプロジェクトの保存先を指定する。
  • Win32アプリケーション・ウィザード 「完了」

 

3.  プログラムの作成

  • 最初から下記のフレームワークが用意される。
#include “stdafx.h”

int _tmain(int argc, _TCHAR* argv[])
{
return 0;
}
  • フレームワークに文字列を出力するコードを追記する。
#include “stdafx.h”

int _tmain(int argc, _TCHAR* argv[])
{
 printf(“Hello World!\n”);
  return 0;
}

3.  プログラムの実行

  • メニューから「ビルド」→「ソリューションのビルド」を選択
  • メニューから「デバッグ」→「デバッグなしで開始」を選択
  • コンソールウィンドウが開いて、「Hello World!」と表示されれば成功。

 

4.  Visual Studioの終了

  • メニューから「ファイル」→「終了」を選択

 

 

プログラミング環境の準備

研究室ではLinux環境を推奨していますが、ここではLinuxに慣れていない人のためにWindows上で環境を準備する方法を説明します。


Microsoft Microsoft Visual Studio Express 2013 のインストール方法

1. Express 2013 woth Update 4 for Windows Desktopのインストール
2. ユーザ登録(個人のPCにインストールした場合)
  • メニューから「ヘルプ」→「製品の登録」を選択
  • 「今すぐ登録」をクリックする。
  • webページに必要事項を記入して製品登録し、登録キーを入手する。
3. 終了
  • メニューから「ファイル」→「終了」を選択

 


 VMDのインストール手順

VMDはイリノイ大学で開発されたフリーの分子可視化ソフトです。      

1. VMDインストーラのダウンロード
  • http://www.ks.uiuc.edu/Research/vmd/にアクセスし、左メニューから「Download VMD」を選択する。
  • 最新のバージョンから、使用しているプラットホームに合ったプログラムを選択する。(おそらく多くの人はWindows OpenGL)。
  • ユーザ登録をして、インストーラ(vmd19*win32.msi)をダウンロードする。
2.インストーラを起動し、インストールする。

Windows版gnuplotのインストール手順 

1. インストーラのダウンロード
  • http://sourceforge.net/projects/gnuplot/files/にアクセス。「gunuplot」フォルダを開き、最新版のフォルダ(本稿執筆時は4.6.0)を開き、「gp460-win-setup.exe」を選択し、ダウンロード。
2. ダウンロードしたファイルを実行し、インストール。
  • 「コンポーネントの選択」で、必要であれば「日本語対応」にチェックする。
  • 「追加タスクの選択」で、必要であれば「デスクトップ上にアイコンを作成する」にチェックする。
3. セットアップウィザードを完了して終了。