「早大、半導体模擬実験の消費電力を抑制」(日本経済新聞 2015年3月31日 16面)
博士後期課程3年の図師知文君が博士(工学)の学位を取得しました。
3月26日、学部および大学院学位授与式にて、鎌田薫総長から博士学位記を受け取りました。図師君は渡邉研の博士第一号です。
博士課程3年生の図師知文君が筆頭で執筆した論文が、Physical Review B誌に掲載され、オンラインで公開されました。
表題「Effect of a SiO2 layer on the thermal transport properties of <100> Si nanowires: A molecular dynamics study」
著者:Tomofumi Zushi, Kenji Ohmori, Keisaku Yamada, and Takanobu Watanabe
3月11日、東海大学湘南キャンパスで開催された応用物理学会にて講演奨励賞の表彰式が執り行われ、博士課程3年の図師知文君が、講演奨励賞の賞状と記念品を受け取りました。
図師君は、前回の秋季応用物理学会で行った講演「酸化被膜型Siナノワイヤにおける熱伝導率低下の起源に関する考察」で、第37回(2014年秋季)応用物理学会講演奨励賞を受賞しました。3月12日には講演奨励賞の受賞記念講演も行いました。
3月6日、筑波大学で開催された第10回つくばナノテク拠点シンポジウムにおいて、博士3年生の図師知文君が、つくばナノテク拠点産学独人材育成プログラム(オナーズプログラム)の修了証を授与されました。
図師君は早稲田大学の博士後期課程に在籍しつつ、筑波大学の数理物質科学研究科内の専攻横断型のナノエレクトロニクス関連研究分野教育プログラムに3年間参画しました。専門科目の履修、夏季集中講座への参加、海外武者修行など数々の課題をクリアし、この春修了しました。