Linuxサーバへのssh接続(1)認証キーの作成

学外のLinux仮想サーバーに接続する際は、公開鍵認証によるssh接続を行います。公開鍵と秘密鍵のペアを作成し、秘密鍵は手元のPCに置き、公開鍵をサーバー管理者に送って、サーバーにアカウントを用意してもらいます。

ここでは、OpenSSHの認証キーをRLoginで作成する手順を説明します。

1. RLoginを起動する。

「新規(N)」ボタンを押下。

Server Select Dialog

2. 「Server New Entry」ダイアログ左側のメニューの「サーバー」-「プロトコル」を選択

Server New Entry Dialog

3. 「認証キー(K)」ボタンを押下。

Server New Entry

4. 認証キーの新規作成

「任意の名前が指定できます」の右にあるテキストボックスに新しく生成する認証キーの名前を適当に記入し、「作成」ボタンを押下。

認証キー Dialog

5. 【重要】SSH鍵の作成

「SSH鍵の作成」ダイアログで適当なパスフレーズを2回入力し、「OK」を押下する。このパスフレーズはssh接続の際に必要となるので必ず覚えておくこと

SSH鍵の作成

6. 公開鍵の表示

「公開鍵」ボタンを押下。

公開鍵の作成

「Public Keyダイアアログ」で「OK」ボタンを押下すると、クリップボードに公開鍵がコピーされる。

Public Key Dialog

7. 公開鍵をサーバー管理者に送付

クリップボードにコピーした公開鍵のテキストデータをテキストエディタなどに貼り付け、テキストデータをメールでサーバ管理者に送付する。

8. サーバーの接続情報をわかる範囲で入力する

「Server Edit Entryダイアログ」の左上の「サーバー」をクリックし、現時点で分かっている接続情報を入力する

  • 「エントリー」適当な名称を記入。下図の例ではAWS EC2としています。
  • 「プロトコル」ラジオボタンで「ssh」を選択。
  • 「Server Address」に、サーバー管理者から聞いたサーバーのアドレスを記入する。まだ知らされていない場合は空欄のままでも可。
  • 「Socket Port」sshを選択。
  • 「user name」サーバー管理者から割り当てられたユーザー名を記入する。まだ決まっていなければ空欄のままで可。

記入が終わったら「OK」ボタンを押下。

Server Edit Entry

9.  一時終了

サーバー管理者から公開鍵登録完了の通知が来るまで一旦終了。「キャンセル」ボタンを押してダイアログを閉じ、RLoginを終了する。